5:00、親不知のインターで、北アのガイドが乗車する。大きな男の人だ。空はほんのり明るくなりかけている。閉めたカーテンの隙間から外を見ていた野遊はハッとした。 奇怪な岩壁がゴツンゴツンと、明けかかる空にシルエットを浮かびあがらせているではないか…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。