マナスルBC ヘリトレッキング 40 終章

近藤隊長が、加藤保男さんの所属していたカモシカ隊所属だということで、加藤保男さんの墓標を修繕しに行きたいと言っていたが、具体的なことはわからないし、進展も今はない。野遊に、保男さんのお姉さんに会いたいと言ってくれていたが、具体的な話には至っていない。できるだけ近いうちに、野遊から話を持っていくべきと思う。お姉さんはもう色々なことを忘れかけているとかで、ゆっくりしていられないし。

どういう働きかけをしていったら、あの、エヴェレスト街道パンボチェ3930 の丘の上に、取り残されてしまったような保男さんとそのほかの数基の墓碑を、道ごと整備することができるだろうか。

近藤隊長がそれを何とかしたいと発言していたので、野遊はお姉さんが健在なうちにと切に思う。ずっとそう願ってきたが、近藤隊長に出会ったことによって、それが具体化される可能性を見たので、こちらからも働きかけ、思い切り尽力したい。これが来たる年への抱負となった。

マナスルトレッキング、野遊6度目のヒマラヤ、今回もまたたくさんの思い出が増え、そして素敵なことが始まるかもしれない。