2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

秋のヒマラヤトレッキング55 トレッキング終了

サントスは不安そうに「僕はここで別れる」と言った。1500Rsほどの宿泊費を自分も支払うとは思っていなかったらしい。どこに行くのか、ドミトリーのような各安宿はあるかもしれないが、カトマンドゥをあまり知らないらしいサントスに、今から何ができるのだ…

秋のヒマラヤトレッキング54 カトマンドゥ「マドゥバンゲストハウス」

サントスは実はバンダーBhandarで別れる予定だったのだが、やっぱりカトマンドゥに行ってから実家のネリNeliに帰ると言い出して同行した。 バスが街に入ると、バスのスタッフに「(私達が泊まる予定の)タメルThamelまで行ってくれる?」と聞いた。え、何言っ…

秋のヒマラヤトレッキング53 夜のカトマンドゥに到着

バスの窓からは、美しい自然の風景が眺められて、ここを歩くのには、多分この道路ではなくて山道があるのだろう、もったいないことをしていると思った。でも、それはすべての道が別々なのではなく、この平らにされた泥グチャ道を、車たちと一緒に歩く時間も…

秋のヒマラヤトレッキング53 バス9時間

バンダーの朝。丘に登ってバスの発着所に行き、乗り込むと、もう乗客がいっぱいで、立っているしかない!? サントスが、シートに座っている現地民の乗客に何やら話しかけ、やがて彼らは席を立ってくれて、そこに座れたのだが、それは、前日申し込んだ、野遊…

秋のヒマラヤトレッキング 52 バンダーのおばあさんふたり

バンダーは街で、道は平らになっている。服や食べ物を売っている。サントスはひとり息子のウップソにおもちゃや服などを買った。まわりの現地民たちは1〜2時間を歩いてこの街に買い物に来るのだった。 このロッジの食堂の横の部屋で、おばあさんが二人座って…

秋のヒマラヤトレッキング 51 バンダーBhandar2190に着く 

11月3日、バンダーに到着したときは、もう明日も歩く気力はなかった。 ここからカトマンドゥにバスが出ているので、是非乗車しようと思った。 お祭りなどで出ていないこともあるそうだが、たいていはトレッカーたちはここバンダーからバスに乗ってトレッキン…

秋のヒマラヤトレッキング 50 トレックウェイをサンダルで買い物の行き来する現地民

現地のおじさんからも、ルートの激しく変化する道を聞き、サントスは林道を歩いて行く。突然右手に登りだした。それは道というより土手を這い上る感じ。登ったら山道になっていて、前後に伸びている。サントスは、「ここを歩いたことがある」と言った。以前…

秋のヒマラヤトレッキング 49 草を担いだ現地のおじさん

キンジャからバンダーまでは4時間くらいの山道。ロッジの朝食のパンを半分残し、茹で玉子を持って出発。ところで玉子ってどう書くの?生は卵で、調理したら玉子?それとも食用は押しなべて玉子かいな。なるべく玉子と書くようにしているけど、目で見ると卵の…

秋のヒマラヤトレッキング 48 キンジャKinja1630

キンジャに向かう道でも、野遊は前の二人に遅れて、一人でトボトボ歩いていたが、その先に学校があるとかで、中学生くらいの子たちが、野遊を追い越してどんどん走っていた。 「キンジャは?キンジャは?」と、野遊は、追い越しながら笑顔を向けてくれる子た…

秋のヒマラヤトレッキング 47 初めて行く道 

10/30(月)Salung2960∼Phurteng3040∼Junbesiジュンベシ2700m リングムから左に向かうパルプへの道を分けてまっすぐ進み、ジュンベシに出る。 この道は初めて踏み込む「ジリへの歴史街道」だ。 加藤保男さんがジリから登り歩いてルクラに出た、その懐かしい…

竜王戦・羽生さんが今日負けちゃって

広瀬ボッチ君に負けちゃって、何かがパラリンと壊れてしまった。 ボッチは強くなったなあ!よくここまで勝ち上がってきた。でも羽生さんには負け越していて、勝てるんじゃないかなと思っていた。いや、思いたかった。 竜王戦三局目の二日目。 午前中は鎌倉学…

秋のヒマラヤトレッキング46 リングムの分かれ道

2年前、シュレスと通り過ぎた小高いリングムの村に投宿。 リングムから、いよいよ初体験の道に入り、Jiri1995へと向かう。シュレスとはこのリングムからパルプへと下り、サルエリに出てバスでカトマンドゥに帰った。往きもネリからデウサ、さらに4日かけて登…