2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
休憩の後、ガイドは突然「別山に登ってから行きましょうか」と言った。 わぁ〜い、ナイスサプライズ♪、立山に登れるぅ〜、なんとユニークなガイドでしょうね、性格不自由そうだけど。ここで2名ほど(だったか?野遊は詳しくは知らない)、別山に登らないでま…
剱御前小屋に到着。ここから剱沢小屋まで行けば、今日の予定は終了だ。朝の事故による遅れもあって、予定より遅く到着したが、ここで男性の顧客がガイドに注文を入れた。 「歩き方が早すぎる。もう少しゆっくりやってほしい」 ガイド「ゆっくり歩いているの…
ぞろぞろと雷鳥沢下を横切って、ガイドが歩きながらふり返り「新乗越から行きましょうか。あまりこちらから行かないでしょう」と言った。 雷鳥沢をそのまま登っていくよりも、新乗越からのほうがちょっとゆるめで長めなのだ。今日は時間的にゆとりもあり、ガ…
そのとき、野遊のすぐそばの婦人が転んでしまい、叫び声があがった。叫び声をあげたのは周囲の女性たちだった。 女性はいつもなぜ、人が転ぶときに嬌声をあげるのだろう。 彼女が起きあがろうとすると、血がボタボタッと道に落ちた。道は掌くらいの範囲で血…
5:00、親不知のインターで、北アのガイドが乗車する。大きな男の人だ。空はほんのり明るくなりかけている。閉めたカーテンの隙間から外を見ていた野遊はハッとした。 奇怪な岩壁がゴツンゴツンと、明けかかる空にシルエットを浮かびあがらせているではないか…
5:00、親不知のインターで、北アのガイドが乗車する。大きな男の人だ。空はほんのり明るくなりかけている。閉めたカーテンの隙間から外を見ていた野遊はハッとした。 奇怪な岩壁がゴツンゴツンと、明けかかる空にシルエットを浮かびあがらせているではないか…
野遊はこの時間が最も苦手だ。得手な人はいないだろうけど。 まず眠れないし狭い。寒すぎたり暑すぎたりする。頭は冴え切って、体は痛くなってくる。こんなときに少しでも眠れる人をうらやましく思う。 ツアー参加当初、夜行日帰り登山で一睡もできないまま…
集合場所に毎日新聞旅行の青い旗を持った添乗員さんがいて、まずは一安心。 ところが22時15分の集合時間になってもバスが来ない。 22時30分になっても来ない。40分になってもまだ来ない。バスの遅れは、最初にこちらに向かったバスが、何か不具合があって、…
明日からの北ア方面の天気予報はまずまずだ。 立山は紅葉の真っ盛りと、ニュースでも報道されている。装備はずいぶん以前から何度も点検して抜かりなし。 営業小屋泊まりなので、寝具もコンロもコッヘルも食料もいらない。雨具防寒具衣類、ライト地図磁石、…
野遊は、裏剱をソロで行く自信もなく、こういうやり方もあるのかと知ってからの、本気本腰のツアー参加だ。9月26日(水)飼い猫ルネの不妊手術より1週間。 弱い子なのでずっと気になって、ハッと気づいたら、うかつにも野遊が具合悪くなっていた。夏風邪など…
裏剱、仙人池、阿曽原【野遊の秋山行】 2012年10月7日(日)夜行〜11日(木) 4泊3日【毎日新聞旅行登山ツアーに参加】家族にソロはやめるようにと言われ、ではどうしてもソロで逢いに行きたい山を年に1,2度にして、そのトレーニングはツアーという手がある…