2017-01-01から1年間の記事一覧

秋のヒマラヤトレッキング 22 辛そうな同行者

タドコシを出てから、チーチャをかばうように少しずつ歩いた。彼女は具合悪そうだったけれど、我慢して歩いていた。チーチャのパルスオキシメーターの数値は80くらいだったので、高山病の域ではない。多分緊張からくるストレスだろう。 頭痛はないそうだ。半…

秋のヒマラヤトレッキング21タドコシでランチタイム

*シュレスとタドコシで。 12時前にタドコシに到着。ランチタイム。 いつものロッジに行き、庭のテーブルに場所を占め、短時間でできるものを聞くと、ダルバートと言う。まいいか。サントスは野遊の隣に座り、肘が触れるほど近寄ってきて、全然気にしていな…

秋のヒマラヤトレッキング 20 ルクラ坂

*荷を担いで先を行くサントス→ ルクラの下り坂は、ほどよいウォーミングアップ。これが帰りだと、このゆるやかに長い上り坂は相当こたえる。 今回は、帰りはルクラの下方の道をサルケへと歩くので、この坂は通らない。坂が終わり、のどかに歩いて行く。左手…

2017 秋のヒマラヤトレッキング 19 サントス

青年は実に嬉々とした様子で背負子を持ちあげた。 ロッジのマスターであるおじいさんは、まずは良かったという表情。2017年10月11日(水)10時、ルクラLukula2840を出発。 青年は我々と並んで歩きだした。 野遊はタドコシThadoKoshigaon2592まで、ポーターを…

秋のヒマラヤトレッキング 18 日本から持参した便利な背負子(キャリー)

2人分の荷物で28キロくらい、それに青年が今持ってきた小さなリュックが5〜6キロとして、30数キログラム。これを普通ならポーターは1本のロープでひっかけ、額に回して、両手で左右のロープを握って、バランスを保ちながら歩くのだが、野遊が持参したキャ…

秋のヒマラヤトレッキング17交渉成立

交渉は成立した。 黙って聞いていた青年は、うれしそうに目を輝かせた。 交渉中、彼はおじいさんに委ねていたが、どうして自分のことなのに、口をきかないのだろう。シュレスだったらきっともっと自己表現するだろう。 仕事分担でもあるのか、おじいさんにバ…

秋のヒマラヤトレッキング16ポーターについての交渉

おじいさんは「食事をするか?」と聞く。 いらないと応えると、「紅茶を飲むか?」と聞く。 いらないと応えても話の途中で何度も「何か飲み物は?」と聞いた。ポーターについて、おじいさんは日に2000Rsだと言う。それならカトマンドゥで雇っても同じ額だ。…

秋のヒマラヤトレッキング15ルクラ

*飛行機から見る村々。 ルクラに着いた。ポーターを見つけねば。 金網の向こうにたむろしているネパリたちのほうに歩いて行った。小柄なおじいさんが声をかけてきた。無視してポーター志望群のほうに向かって「わたしはポーターを探してます」と言うと、バ…

秋のヒマラヤトレッキング 14

10月11日(水)晴れ 6時にタクシーが来る。ゲストハウスでは面倒をみてくれたラックスマンとばかり交流を持っていたが、マスターも親切に言葉をかけてくれて、「私の名前はオンナダです」と言うので「女だ!?」と驚いたがご本人はまじめだった。オンナダに…

秋のヒマラヤトレッキング 13 Rs(ルピー)換金

10月10日(火)晴れタメル街を抜け、広い通りの大きな銀行まで歩き、換金。 野遊は前回の残金もあるので10万円分。手数料含めて9万Rsくらい。 500Rs紙幣ばかりで、数えるのも根気がいる。ボロボロだし。チーチャは最初なので15万円くらい。宿泊食費などの生…

2017 秋のヒマラヤトレッキング 12 カトマンドゥ初日

カズは人気者らしく、野遊とカズが話をしている間、Americanカップルが、ものすごく近くに来てジイ〜ッと見ているので、途中で彼らに明け渡した。ゆっくりした時がほしかったけれど、次回そんな時間が持てたらと。《初日はカズはいなくてチーチャとカレーラ…

ヒマラヤトレッキング 11 カズ

*写真はロータスとカズ レストランロータスの入口に、いつも座っているおじいさんを訪ねた。彼はカズという。 カズは、日本を出て各地を放浪していた若いころ、ネパーリ青年と意気投合して、やがてこの店を開店したそうだ。その青年が今は店で料理を作って…

秋のヒマラヤトレッキング 10 レストラン、ロータス

タメルという街は、何度歩いても覚えない。マドウバンゲストハウスからレストランロータスに行きたくて、地図を見たがややこしい。細い路はゴチャゴチャ曲がりくねっていて、それが地図のどの路かわからないのだ。通りすがりの人やお店の人に聞いても、ほぼ…

2017 秋のヒマラヤトレッキング 9 ティケ

野遊は街角で額にティケを塗る。歩いて行くとダサインだからか、おじいさんが二人、にぎやかに話しかけてきて、お祝いだよと言って、我々の額にティケを塗った。野遊はもう塗ってあるので要らないのだが、その上に無断で塗られた。おじいさんは興味なさそう…

写真はゴミと埃のカトマンドゥ

10月9日(月)正午過ぎにカトマンドゥのトリブバン空港に到着。 ビザの手続きに並ぶが、先に書類を作成しておいたのでスムーズにいった。タメルのマドゥバンゲストハウスのラックスマンが迎えてくれる。 タクシーでゲストハウスへ。 そしてブッキングしてお…

2017 秋のヒマラヤトレッキング  8 埃の世界カトマンドゥ

2017 秋のヒマラヤトレッキング  7 不吉の兆候か、どんとこい

10月8日(日)、夕方家を出る。 時計を見ると19時42分。(死に行くか・・・) なんなのこれ。気分悪いなあ〜 お祓いのつもりでもう少し経ってからまた時計を見たら19時49分。 もういいやどんとこい。 10月9日(月)、深夜便で羽田からバンコクへ。チーチャと…

秋のヒマラヤトレッキング6 出発

出発 かわいい王子よ行ってきます。 カトマンズ往復 羽田発成田着(日本〜ネパール時差3時間) 2017年10月09日(月)往路 羽田空港国際ターミナルで10月8日(日)22時待ち合わせ 「バンコク/スワンナプー ム (BKK) 行き」 00:20sタイ国際航空 搭乗時間 4;30 04…

2017 秋のヒマラヤトレッキング 5 王子

ありがたいことにプーコは予定より少し早く出産した。 ありがたいことに野遊は、プーコの退院後3週間もの期間を得て、しあわせな気分で、かわいいプーコと、かわいい赤ちゃんのそばにいられた。 毎日ゴスケ、影武者、プーコたちと食卓を囲み、野遊は自分が出…

2017.秋のヒマラヤトレッキング 5 次々とマイナー要素を蹴倒し

シュレスを、ネパールの知人たちに探してもらったが、ネパールイズムでなかなかラチがあかない。チーチャも見つからないのを幸いに、野遊は今回はやめられるかもしれないと期待した。ところが行方不明のチーチャは、登山していたと連絡が入った。彼女関係の…

2017.秋のヒマラヤトレッキング 4 次々とマイナー要素が増え

シュレスがいなければ、何のために今シーズンにどうでも合わせてトレッキング計画を立て、同行人を作ったのか…力が抜けていく。そこへもってきて飛行機のチケットがなかなか思うように取れず、担当のシュレスタさんと野遊の望みがずれて、行ったり来たりとぐ…

2017.秋のヒマラヤトレッキング 3 準備の夏、事態発生

あんなに楽しみにしてくれていたシュレスは、マレーシアに出稼ぎに行ってしまった。シュレスにお金を無心され、そのたびに送金していた野遊にも責任があるかも。 でもネパール大地震の後、テントで暮らしていたシュレスは、ちょうど(野遊が強く勧めた)ヒマ…

2017.秋のヒマラヤトレッキング 2 シュレスをポーターに

今回はチーチャとふたり旅。 彼女はヒマラヤ初体験。 野遊が「この人なら」と思った御仁。野遊は3年前のソロトレックで地震に遭遇し、家族に心配させてしまった。 もう一人で行ってくれるなと言われ、同行者をさがした。また、ガイドライセンスを取得したシ…

2017.秋のヒマラヤトレッキング 1 ゴーキョ、そしてジリへ

今回はKTMから国内線でLukula2840(ルクラ) 〜Gokyo4790(ゴーキョ)〜Bhandar2190(バンダー) バスで〜Jiri1995(ジリ)〜KTM 全部で30日の旅。トレッキング23日。ジリ街道を歩きたかった。 ネリ、デウサからルクラへの道、ルクラからパルプ、サルエリへ…

[ネコ]縁猫(17)さよなら、元気でね!

30日のトレッキングから帰ってくると、娘夫婦が飼っていたココちゃんは、もらわれていったそうだ。 ココちゃん。一目会って心でお別れを告げたい。 かわいいお花のような子でした。しあわせになってね・・・ やっぱり会いたいんだけど・・・

縁猫(16)ココちゃんの恩返し

この子は女の子だった。それでなんとなく「ココ」って呼んでいる。どなたか引き取り手が現れてくれたら、新たに命名してもらったほうがいいと思い、名をあいまいにしてきたが、もう意識もはっきりしているので、名を呼んであげたくなってくる。それで、ゴス…

縁猫(15)強い子よいこ

野遊が使用している健康食品の「プロティン」と、「プルーンエキス」を、離乳食にほんのわずか入れている。これに朝夕と病院からの整腸剤を続けているが、排便はコールタール色のまま。でも気分がよさそうで活発になってきたので、このままがんばって続けよ…

縁猫(14)自力で食べる!

この数日、食事のたびにお皿で出してみたのだがうまくいかず、そのうちに、と思っていたら、なんと自分から食べだした!!! まだとてもヘタだけど、ハムスター食いみたいな感じで少しずつ食べている。 散らかしてたまらんが嬉しい。 この子が自力で食べたと…

縁猫(13)この子、生きそう・・・

めざめると鳴く。いっちょまえに。 抱きあげると喉を鳴らす。いっちょまえに。 しがみついてきて、野遊の手や顔を舐めたり、頭をグイグイ押し付けてくる。 感情の表出がしっかりしている。どうやら生きそうな気が。でもまだ段ボールから出てくることもできな…

縁猫(12)懐かしい手の荒れ

なんだかにゃぁ〜影武者が野遊のこのブログを見たとか言っている。まいいか・・・見ると思わなった野遊が甘いかこのブログも影武者がグラウンドを作ってくれたんだしね何このブログ。はてなダイアリーとか。知らずに、ただグラウンドに書いてるだけの野遊。…