マナスルBC ヘリトレッキング 37 野口健さんが高山病とか

2023年9月20日、野遊が帰国したのは14日(木)深夜、その6日後、野遊は野口健さんが高山病でマナスルBCを少し行った地点で引き返し、カトマンズの病院にいると知った。

20日に食事を共にしたのだから、それから約1週間後に、もうBCに行って戻ってきているのだ。ニュースによると、血中酸素飽和度が50台になってしまったそうで、そのままでいたら命を落としてしまうレベルだ。自力でBCまで戻り、何と幸運なことにお天気が良くてヘリコプターが迎えに来て、そのままカトマンズに直行。

練習にと娘さんと富士山に登っていたけれど、やっぱり本番は厳しかったか。アルケットから歩いて登って行けばよかったのにね。どーんと省いて一気に標高をあげたのだろう。サマではトレッキングしたのかなあ?まさかサマも飛ばしてBCへ、という行程ではなかったと思うけど。行程は具体的には、野遊は知らない。

野口さんはマナスルとはどうも不運なことが重なるけれど、諦めないでほしい。とは言わない。サッパリ諦めてほしい。そのほうが野口さんらしい。こだわらない野口さんが好きなんですけど。

野口さんは自分で計画を立て、自分で周囲固めをして、自分の力で登るのではあるけれど、でもしっかりしたシェルパがたに支えられて、手伝ってもらいながら、指針を受けながら、荷物も持ってもらいながら登るのだから、野口さんの登頂は、5段階に分けたら3くらいだろう。なかなか4に行けるものじゃない。(加藤保男さんは5です)

でも生きて帰ることが最善だと思う・・・

野口さんは無茶をしないしてはならない野口さんだもの。山と仲良く手をつないで人生のラストまで元気に生きていってほしい。

無事に帰ってきてくれて嬉しい。