2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒマラヤポカラトレッキング48「ベッドの上の牢名主」

シュレスは住んでいるアパートに案内してくれた。レディナは家で待っていた。 シュレス夫婦は、同じライ族の友達夫婦のアパートに、同宿させてもらっていた。 案内されて行くと、二階建ての長屋の1階の1室で、ドアを開けたところで玄関はないが靴を脱ぐ。長…

ヒマラヤポカラトレッキング47「カパンへ」

フ5/13(月) Thamel Taxi で Kapanへ。 フジホテルの朝食は階下の庭付きレストランでバイキング。 おいしいパンです。ロッジのパンはバサバサしていて味もそっけもない。タメルのパン屋さんで買うパンも、おしなべてまずい。 タマゴ、ハムやサラダなど一通…

ヒマラヤポカラトレッキング46「お礼に腕飾りを買う」

インペリアルGHのマスターにもお礼を言いに行った。カトマンドゥに着いて荷物が届かなくて困っていた野遊を、フジホテルのパラディップさんが、ここなら1000Rsの宿泊料で泊まれますよと紹介してくれたGHだ。 奥さんにもお礼を言いに二階に行くと、奥さんは野…

ヒマラヤポカラトレッキング45「タメルに戻る」

野遊はまっすぐフジホテルに行き、そこでパラデップさんにお礼を述べ、1泊5000Rsと、野遊にしたらすごく高価な宿泊費なのだけど、お礼の気持ちを込めて1泊することにした。 パラデップさんは多忙で、最初しか会えなかったけれど、野遊は直にちゃんとお礼を…

ヒマラヤポカラトレッキング44「パタンの夜」

野遊がオーム家に持っていった日本のお土産は、オリオンちゃんという少女に女の子のブラシとハンカチ、奥さんには小さな手製の箒と布巾(布を使わないのであえて)、歯磨きチューブと歯ブラシを家族5人分、四角い紙製の入れ物に入っている日本酒を何個か、そ…

ヒマラヤポカラトレッキング43「マガール族のお祭り」

オームさんは午後帰ってきて、エアポートで電話してくれれば迎えに行ったのにと言ってくれた。それを聞いただけで野遊は気持ちが救われるようだった。 ネパールの古都パタンは、マガール族の街で、今はお祭りの時季。 野遊は1泊して、次の日タメルに向かう予…

ヒマラヤポカラトレッキング42「パタン」

タクシーで、あと少しでパタン、というところまで来たら、いきなり運転手さんに「ここまで」と言われてしまう。今日はパタンのお祭りで、車が入れないそうだ。それも禁止というわけでもないのだが、混雑して入れないそうだ。 それなら運転手さん、最初からそ…

ヒマラヤポカラトレッキング41「ポカラエアポートで待たされる」

5/10(金)pokhla 8;00…待つ…12;30s 国内線飛行機 KTMへ 13;10a 何をするにも、何か忘れていないか、これでいいのか、神経をすり減らすように気をつけて行動するのだが、実際に悲劇は野遊が気をつけていてもいなくてもバシバシ襲ってくるのだ。 早速「時…

ヒマラヤポカラトレッキング40「ありがとうポカラ!」

トレッキングは終了した。 ヒェンザから入山してダンプス登山を満喫できたし、内院の奥まで行けたし、ゴレパニ周辺の観光ルートも歩いた。雨も多かったけれど午前中はたいてい晴れて、山々の絶景も堪能できた。自分の体と、携わった人たちと、山神に感謝。 …

ヒマラヤポカラトレッキング39「ポカラへ!」

5/9 (木)Nayapul ... 9;00Taxiで3h ポカラGH「空」へ 朝早くバス停に行ったが、いつまで待ってもバスというものが来ない。時間は一応設定されてあり、7時になったがバス来ない。やがてぽつぽつとトレッカーたちがやって来る。みんなバスに乗るために来たよ…

ヒマラヤポカラトレッキング39「トレックラストデイの夜」

午後、この店の前に、とても貧しそうなお婆さんが立って、しきりと何か言った。店の人も食堂にたまっている人もシュレスも知らん顔していた。聞くと、物乞いだという。 野遊は階段の電気をつけて、自分の部屋に入って、100Rs を持って再び出て行った。おばあ…

ヒマラヤポカラトレッキング38「放置の愛で方」

このゲストハウスの入り際にある食堂は、たいてい知り合いか、誰か座ってる。 テーブルの上の天井には、ツバメの巣が、二つもある。餌を加えて飛んでくると、ひな鳥たちが口をそろえてビチビチビチビチ、もう切りがないです。そしてこの食堂のコンクリート床…

ヒマラヤポカラトレッキング37「ナヤプール」

5/8 (水)Nayapul に到着して、宿泊ゲストハウスを決める。シュレスがいると、野遊は待っていればいい。自分で見定め、交渉するほうが楽しいし、トイレやシャワーの様子とか、窓の景色などをよく見て、価格を考えたりするのも醍醐味の一つなのだが、シュレ…

ヒマラヤポカラトレッキング36「様々な人種、民族性が」

5/8 (水)Hille... Matatantiマタタンティ1120 … 3h… ナヤプール1050 ずっと階段階段階段続きの上り下りの道を、もうすでに何も考えないで体を動かし続けていった。 埃がすごくて、しっかりとスパッツを着けていた。ほかの道は車道に出て、下りの坂道を、さ…

ヒマラヤトレッキング35「街から街へ歩きに歩く」

5/7 (火)NangeThantiナンゲタンティ…Ulleriウレリ2120 …Tirkhedhunga1577…4h… ヒレ1524 ナンゲタンティを出発して、ウレリ、ティルケドンナ、ヒレまで階段をひたすら下りに下り、時々登り返してはまた下り、徐々に標高を下げていった。ヒレに行く途中、フ…

ヒマラヤポカラトレッキング35「すべてが報われる絶景デオラリ」

5/6 (月)BanThanti(Deurali)...☆DeurariPass.絶景!!!山座同定♥ ... Ghorepani 2853… (PoonHill 3198は寄らない)…ゴレパ二から街になってくる ナンゲタンティ2430 ロッジを出発してやや急な登りを行くと、そこはデオラリ峠だった。アンナプルナ山群とマ…

ヒマラヤポカラトレッキング34「観光ルートに入る」

5/4 (土)Ghutning(Kimrongkholagoon)… 街に出る(食事不味い高い)タダパニ2630 5/5 (日) Tadapani...また山道に入る。ラリグラスが激しく咲く道を登る。ここらのロッジはすいていた。地名ガンドルックデウラリラリグラスの館。ロッジの名前もラリグラ…

ヒマラヤポカラトレッキング33「ヤナに会う」

5/3 (金)Sinuwa…Chomrong…Taulung …山道…Ghutning(Kimrongkholagoon)ガッニング・山腹ロッジ 静かな山腹道に沿って、ロッジがあった。斜面の上方には谷に向かって客室棟が建ち、端にトイレがついている。向かい合いの下方には母屋が建っている。その真ん…

ヒマラヤポカラトレッキング32「木漏れ日の山道」

5/3 (金)Sinuwa…Chomrong(ランチ)…Taulung 山道… チョムロンを出てタラングという地点から進路を右に曲げて山道に入る。やがてガンドルンの急降下を左に見下ろしながらどんどん進む。 ここからがシュレスも初めての道となる。木々の合間に続く緩い山道を…

ヒマラヤポカラトレッキング31「チョムロンにて」

5/3 (金)Sinuwaを出発…2;30…チョムロン シヌワからチョムロンまでは、急な階段を半山くらい降りに降りて登りに登って長い吊り橋を渡ってチョムロンに着く。次第にマチャプチェレが背後に遠ざかっていく。この先、プーンヒルのほうに行くので、再び良い角度…

ヒマラヤポカラトレッキング30「内院コース完結」

5/2 (木) Dovan... Bamboo2490 ... Sinuwa2340 12;30a ドヴァンを出てアンダーシヌワまで、好天を気持ちよく歩く。ここからは次第に村の規模が大きくなっていくので、宿泊に困らない。行程にゆとりあり、せっかくこのような素晴らしい場所にいるのだから、…

ヒマラヤポカラトレッキング29「Dovanのロッジ」

Dovanには、シュレスが先に電話で連絡を入れ、一人部屋があるというので予約して、途中のロッジを通過して、雨にも負けず着いたのだが、いざ着いてみると、一人部屋はないそうだ。話が違うと、珍しくシュレスが怒った。と言ってもシュレスはムッとするだけで…

ヒマラヤポカラトレッキング28「長丁場を行く」

令和元旦5/1 MBC 6;00s…ABC8;00a/9;20s…MBC 10;30a/11;30s...Dovan 15;00a 10時MBCに戻り、またぬくぬくとテントに入って休もうかと思っていたが、お昼前なので、先に進もうとシュレスが言う。一番のハイライトを駆け抜けてしまうのが惜しくて、ちょっと残…