2011-09-01から1日間の記事一覧

大黒屋光大夫を辿る旅 11 ダモイ

光太夫を語るときシベリアは欠かせないが、歴史はその160年後、日本人とシベリアに、新たなる深い関わりを刻ませた。光太夫の場合は自然の力により、後者の場合はロシアの故意により。同一点は、いずれも日本人の意思はそこになく、彼らは10年という年月、「…