朝日連峰 障子ヶ岳 26 「山仲間たちの感想」前編

野遊の記事に寄せてくださった見知らぬ山仲間方です。

【2点のミスが気になります。①朝食に炭水化物を摂取してない。 血糖値が低いままでは運動はできない。 ②真夏は真水補給は危険。発汗で体液中のミネラルなどが排出され、真水で補うと体液の濃度が低くなるため、体が拒否反応を起こし体液の濃度を保とうとする。必要とする水分容量に満たない水分補給をしていたと思う。①はシャリバテになり、②は熱中症になる。 今回は熱中症の1度になるのではないか。 対策としては、朝食をしっかり食べる事】

【無事で何よりでした。 その経験を次に生かせば、ご自身の強さになります。 反省は必要だが落ち込む必要は無い。 この海の日三連休の暑さは異常でしたね。 私は西穂⇒奥穂の縦走をしていました。 直射日光下での体力の消耗は予定外でした。 翌日も不幸にして快晴無風で非常に暑い。 水分は3Lくらい残していたのですが見る見る消耗し、前途を考えると非常にヤバい状況。 そんなときジャンダルムひとつ手前のピークのコルに命の雪渓がありました。縦走路では同方向へ向かう他の方達と自然な連帯感が生まれ、励まし合って歩いていました】

【背負う荷物と体力のバランス、気象の影響(何も荒天だけがマイナス要素では無い)やコースの状況で難易度が大きく変わるのが登山の難しいところであり面白いところでもあります。 そして遭難は困りますが100点満点の登山なんてありません。 教訓を次の計画に生かして楽しい登山を続けましょ!】


【良いんじゃないですか失敗しとけば。 まだまだ未熟者なだけです。 何がどうなのか? そのうち解るようになります。 解らないなら辞めるべきですが。またトライすればいいです】

【誰でもあります、私も水1Lで富士山日帰りしました、死にそうでした。山岳遭難のドキュメンタリーを書かれてる 羽根田治さん も同じような体験をされてます。たくさんの遭難体験や事件を取材していながら低山で脱水、あわや遭難しかけたところを助けらたそうです。他山の石としてありがたく読ませていただきました。因みに僕はハイドレーションに水をたっぷり入れて熱中症対策のサプリメントを持っていきます】