シュレスの夏 25 甲斐駒(3) 白い頂上に立つ

2014年8月22日(金)

晴天の甲斐駒、初めてバス使用、北沢峠からの安易なピストン。でもやっぱりうれしい。林道を左に折れてしばらく登ると、なつかしい仙水峠。

やがて、さすが甲斐駒。山の神様のオーラを浴びたようにシュレスは元気になった。
三点確保もままならぬ直登の大岩続きを、奇声をあげながら跳びまくり、(危ないでしょ!)(落第です)やたらと手を差し伸べてくる。(ヒマラヤのアイスバーンじゃないんだから!)

野遊の腕をつかんで、彼は谷側で、何の確保もないまま。(危ないでしょ!)(落第です)

ヨォイショと大岩をよじ登っていると下からリュックを支えてくれる。(リュックが頭に回っちゃうでしょ!)(落第です)

も〜放っといて!!どーゆーつもり?

そのうち静かで気配が遠のいたと思ったら、なんと!

後ろから来る登山者たちに手を貸していた(@_@;)

サミットでは大人気。ミカンとかお礼をされた。きゅうりの1本漬を断っていた。

目の前には仙丈岳が緩やかに広がり、目を転ずれば北岳。その向こうにくっきりと富士山が浮きあがっていた。

甲斐駒はね石が白いから夏も雪山に見えるのよシュレス、野遊の大好きな山です。