横浜で一番高い大平山(南側は鎌倉市)

二番目の姉に誘い出されて、港南台駅から道路を金沢のほうにしばし歩き、大平山159,3mに行った。そこから天園に向かう途中、横浜市の上郷住宅街からつながっている市民の森という道から、一番上の姉が末娘(野遊の姪)と一緒にやってきて合流した。
ちょうどランチタイムで、姉はおにぎりとエビフライと漬物と、リンゴと温かいお汁粉を作ってきてくれた。野遊はこの姉が合流するということを、わりとぎりぎりに知らされたので、よく事情がわからないまま(けれど別に問いただしもせず)行ったのでびっくりした。

野遊は果物のキンカンと栗の和菓子を持っていき、二番目の姉もお煎餅など持ってきていたので、みんな広げてベンチと木のテーブルのある休憩所で豪華なランチタイムとなった。

お腹いっぱいで、もう歩くの面倒だなと思ったが、予定はまだ残っているので、姉と別れて歩き出した。かわいい姪はついてきた。姉はわたしたちに会うためだけに、ランチを朝から用意して市民の森を登ってきたのだった。

それから天園を通り、瑞泉寺に抜け、荏柄天神から杉本寺へと歩き、衣張山に登った。
これは源頼朝が、雪の山を見たくて白い布を山腹に張らせたという衣張山だ。頂上からは、由比ガ浜海岸の丸いラインが美しく眺めおろせる。

ここから逗子に下りると少し長くなるが、今日は姪もいることだし元来た道を戻った。
野遊のウォーキングシューズはほとんど裏がスリッパ的になっていて(6年前に買って、街でも普段履きにしていた)、昨夜の大雨でズリズリしている下りではちょっとへっぴり腰になった。

鎌倉駅に出ると15時を過ぎていた。歩行は切れ切れだけど全部で3時間半くらいだった。
それで野遊はウォーキングシューズを買い替えます。で、また毎日履いて履き潰すのね( ^^;)

************

野遊は今、特に病気もちでもなく大きな怪我もなく、親せきや家族は近くに住んでいてお互いに気づかい合い、恵まれていると思う。
嫌なことがないというわけではないのだが、今、自分はしあわせだと思う。
いつか先の時代に、今日のランチのこととか思い出してため息をつく日を想像すると怖い。いつまでも今のままの環境でいたい。神様に感謝します。