秋のヒマラヤトレッキング17交渉成立

ryo-rya2017-12-20

交渉は成立した。
黙って聞いていた青年は、うれしそうに目を輝かせた。
交渉中、彼はおじいさんに委ねていたが、どうして自分のことなのに、口をきかないのだろう。シュレスだったらきっともっと自己表現するだろう。
仕事分担でもあるのか、おじいさんにバックマージンでも支払うのかなあ。

おじいさんは野遊に「彼は自分の荷を取りに行くから5分待ってくれ」と言い、青年は言われるままに出て行った。
おじいさんは思いついたように「ところで日に2500Rsでどうか?」と言った。
野遊が断ると、「ああやっぱり2000でいい」と。足元みるね〜
野遊のほうこそ、もう少し粘りたい気があったが、今回は同行人がいるので、安全を気遣ったのだ。

このロッジの名刺を渡され、何かあったらここに電話すれば対処するとのことだった。例えばポーターとうまくいかなくなったり。ポーターが逃走してしまったり。我々が高山病などでくたばったり。(馬やヘリコプターの手配)など確認した。

青年は本当に5分で帰ってきた。服装はそのままで、小ぶりのリュックを担いできただけだった。