秋のヒマラヤトレッキング 18 日本から持参した便利な背負子(キャリー)

ryo-rya2017-12-21

2人分の荷物で28キロくらい、それに青年が今持ってきた小さなリュックが5〜6キロとして、30数キログラム。これを普通ならポーターは1本のロープでひっかけ、額に回して、両手で左右のロープを握って、バランスを保ちながら歩くのだが、野遊が持参したキャリーがあるので括り付け(そのロープも野遊は持参してきている)、両手をフリーにして歩くことができる。重量も首と額ではなく背中と肩で支えるので、どれほど楽なことだろう。

野遊はこれからも、荷物はキャリーで持ってもらおうと思う。シュレスがチョラパス越えを、野遊がもし滑った時に助けてあげられないから駄目だと言った。これは両手がふさがっていることへの負担からくる言葉だ。あのときはとても無念だった。それほど、ポーターの両手ふさがりは不便だということだ。

今回はガイドは不要ながら、やはりどちらかがどうかなったら、ポーター君の手助けがいるだろう。ポーターの荷物を、より担ぎやすくできるものならしたい。

青年は二つの荷の上に自分の荷を乗せて、ゴムのように伸びる2本のロープを使ってパッキングした。