ヒマラヤポカラトレッキング5「着の身着のままで就寝」

アラティホテルの部屋は古いロッジまがいで、ヒビの入ったトイレにシャワーが狭い空間に。日本と違ってタオルなどないし当然寝着もない。テーブルの上にぽつんと置かれてあるのは500mlのペットボトル1本。その水を飲んで、着の身着のままで就寝。途次でも睡眠はとっていないので気持ち悪い。でも疲れすぎてか寝付けない。

幸い歯ブラシは、乗り換えの空港などでも使用するので、手持ちのバッグに入れていた。歯を磨けることは何とか文化的な所作を保てて、みじめさが軽減するのでありがたい。

・・・思えば歯磨きだけで顔も洗わなかった。よほどメンタルをやられていたのだろう。

もう深夜、2時、3時、4時を過ぎたころようやく眠りにつけた。