ルネ登場

ルネを迎えた。アメショの女の子。生後1ヶ月と25日。健康で賢く器量よし。この子とは一生付き合うことになるのだけど・・・・それはもう抜き差しならない状態になって、すぐに気づいた、この子の好きじゃない点。もう後戻りできない。預かりの1週間、とかあればいいのだけど、それは不可能だった。今、ルネがいる。始まりの予感は煌かない。どうしたこと。でも、自ら決断してしまったことなのだった。努力しよう。と思うべきなのだが、努力したくない。わたしは不幸だ。わたしはまったく不幸だ。(と思ったらルネもきっと幸せではなかろう)神様残酷ですよぉ〜何とかしてくらはい。今わたしはぐったりしてる。

わたしは贅沢なのだ。この子はこの子だと思うべきだとわかっているのだ。この子の、主張による無意識的「あるしぐさ」が、よその子みたいで気に入らないのだ。たかがしぐさ、されど、その根底や、周辺にまつわる関係事項が想像されて嫌なのだ。これはよその子でなくわたしの子なんだから、これごと受け入れようと思うのが、わたしには努力になるので、疲れるね。つづく。