山岳映画上映会(2)「ヒマラヤ地震トレッキング」講演会

10月15日、藤沢の地域活動センター(名称は定かではない?)にて、野遊は「ヒマラヤ地震トレッキング」というタイトルの講演をした。2時間のお話会のようなものだ。
そのあと、主催者さん方の食事会に招かれた。

実はその日、野遊の上の姉の末娘が、ソルトレイクから帰国していて、その夫と共にソルトレイクに戻る前日であり、藤沢で、親族たちが集って夕食会をする日だった。野遊は、見知らぬ方々と食事するよりも、親族たちの集いに行きたいな、と思った。

でも参加してみると、皆さん様々なおもしろそうな体験をお持ちの「つわものぞろい」という感じで、それなりになかなかよかった。

はやめに退座させていただき、途中から親族会のほうに移行した。姪の由実ちゃんの夫ライアンは、相変わらずソフトなタッチで、ふんわりした感じが親族間に漂い、彼らと共に集った身内の穏やかな空気に、平和とか仲良しとか、いいものだと思った。

けれどそれは和やかな美しさはあっても、輝かしさはなかった。誰も際どく何かに挑戦する人物はいない。そしてそれがほとんどの幸せな人生なのだった・・・

その時、野遊のケータイが鳴った。急いで外に出たが、切れてしまった。留守電には、加藤保男さんのお姉さんから、「映画を観ませんか?18日の火曜日(明後日!)東京に出てこられますか?」という伝言。かけなおしたが、そこはお店で、閉店間際にお店からかけたらしく、つながらない。明日、かけてみようと思った。

ドキドキした。今日の講演で、野遊は、加藤保男さんの話もしたのだ。不思議だ。それにしても、なんで映画に誘われたのか、東京ってどこに行くのか、何の映画なのか、何もわからないままだ。