秋のヒマラヤトレッキング 51 バンダーBhandar2190に着く 

11月3日、バンダーに到着したときは、もう明日も歩く気力はなかった。
ここからカトマンドゥにバスが出ているので、是非乗車しようと思った。
お祭りなどで出ていないこともあるそうだが、たいていはトレッカーたちはここバンダーからバスに乗ってトレッキングを終了させる。野遊はその昔の登山者たちがジリから入山していたので、できたらJiri1995まで歩いてみたいと思っていたのだった。でも現状はとてもそれは厳しいものだった。

バス路線が伸びてトレッカーが利用したとて、ジリからの道が廃れる、ということはない。現地民たちはこの道を行き来して使っているから。けれどがっさりと人気は減っただろう。現地民もバスを利用するし。

バンダーについて、サントスがこのロッジにとまればバスのチケットを売ってるからと言って紹介してくれたロッジがあった。でもサントスはこの道は初めてなので、ここについてから人に聞いたのだろう。サントスは歩きながら現地の人といろいろ話をして情報を得ていた。

サントスはポーターながら、もっと役に立てばチップをはずんでくれるだろうと思っていて、一生懸命活躍してくれるのだ。

そのロッジのマスターは、ここに宿泊すると、バス停がすぐそばだから得だよ〜と言っていた。このロッジの前から出るからね〜朝はもう、出ればバスに乗れるよ〜と。実際次の日の朝になったら、そこから丘まで登っていくことになった。