ヒマラヤポカラトレッキング19「グルン族の村 ポタナ1890m」

見晴らしが開けると、しばらく整備された道を行く。左下から登ってくるバス道と合流して、そこから数人、やってくるトレッカーに今日初めて会う。彼らはダンプスで遊んで日帰りのようだった。

優しくしてくれたおばさんのロッジをシュレスは別れる前に聞いていたので、そこでランチを済ませて、さらに進んだ。

ダンプスは美しい観光地だとガイドブックに書かれてあったが、どこも美しいので、特にダンプスが、とは思わなかった。

全体的に美しさに囲まれて行動していた。

ダンプスの終点がどこかよくわからないまま気がつくと抜けていた。

知らない間に次の村ポタナにいた。もっと観光したかったけれど、通過しただけという感じになった。

ポタナでシュレスが選んだ「フィッシュテイルロッジ」は広い庭があり、母屋と宿泊棟が離れていた。宿泊棟は二階がトレッカー、1階がネパーリ向けになっていた。空き室はたくさんあった。

夕食までの間にシャワーを浴びたりシュレスと庭で遊んだりして楽しく過ごした。夕食は例によってダルバート。ダルスープがしょっぱくて夜、水を飲み過ぎた。

ポカラは宿泊料がエヴェレスト街道より高い。「安くて」500Rs~くらい。インフレが間断なく進んでいるので、間もなく1000Rsに届くだろう。

食事はポカラのほうがおいしい。と、皆さんも言っている。

エヴェレスト街道が夕食朝食飲み物などで1泊2000」Rs~のところ、ポカラはもう少全体的にはもう少しかな。野遊の場合は宿泊食費のほかに、シャワーと、行動中の飲料やポットのお湯をたくさんオーダーするから、それらも入っている。

交渉してロッジ代は500rs。食事代が夕、朝で1100Rs。野遊はあんまりいろいろと食べないので、良いお客さんではないかもしれない。西洋人は概して、メニュー選びも楽しげで、あれこれ注文して美味しそうに食べる。量も品数も多い。どうも野遊はそれができないのだ。何を食べるにも何か我慢して食べている。それと、食当たりをよく聞くので、食べ物に冒険をしない。

シュレスは現地民価格ですべての合計が300rsだ。