野遊の将棋物語13 朝日杯将棋オープン戦準決勝1

今日は朝日杯の準決勝戦が14時からアベマTVであった。

豊島竜王と藤井2冠のゴールデンカード。

午前は豊島:飯田七段、聡太:大石七段で、長いトーナメントを勝ち抜いてここで出会うことになった。

キュンは順位戦を勝ち抜けば名人奪還のタイトルマッチに望む可能性を持っているので、ここで勝って対局をさらに増やすことには、野遊は抵抗を感じた。でもだからって負けたほうがいいとまでは到底思えない。

 

それに対局者が飯島英治なので、もしキュンに勝ったら「すごくないですか?」と、またまたどこかの解説で、自慢タラタラが始まるかと思うと嫌だった。

それも杞憂となり、キュンは栄治に時間を余して圧勝した。栄治の最近の手筋をすっかり研究して封じ込めてしまった。キュンは年末年始も研究に余念がなかったのだ。時間があればたいていの棋士にはキュンは強いのだ。

聡太は大石七段とは初対局で、大石七段(野遊はあまり詳しく知らない)は途中までしっかり戦ったが後半は押しに押されてやはり聡太の実力勝ち。大石七段は初めて聡太と対局して、充分に戦えたことで満足したというようなことを感想として述べていた。

 

そして決勝戦より注目された状態で準決勝戦が始まった。