温泉から温泉山行 9 稜線へ!

ryo-rya2013-09-03

8月17日(土)晴れ・鑓温泉小屋6時s

小屋の左横を登る。稜線まで2時間40分、ひたすら登る。
杓子の赤膚の岩に励まされながら登る。
昨日は小屋のやや裏側にいた杓子が、今は右方に威風堂々とそびえている。
行くからね〜そっちに。

ここから見る天狗岩がかっこいい。(写真は天狗岩)
天狗の小屋から降りてきた二人組の登山者に会う。
野遊たちと同方向の二人組の登山者もいた。
稜線が見えてくる。
先を行く二人組が、はるか上方に見え、あんなとこまで歩くかと思っているうちに、
いつの間にか自分もそこを歩いている。

9時、やっと稜線に出た。
そのとき、あああああ〜!!!
剱が見えた。
この喜び。この感激。言葉がない。

小屋で朝食を摂ったのに、もうすっかりお腹がすいてしまって、
野遊はお昼のお弁当を開いてしまう。
大食漢のゴスケさえ「えっなんでもう」と驚いている(^_^;)
中身が見たかったこともあり(女性って本来クイシンボウなのですかね)
せっかく剱が見えるしね、いい場所!

白馬鑓温泉のお昼のお弁当。
入れ物は小ぶりの縦長で持ち運びやすい。
これが平べったい広い入れ物だったら、野遊はジブロックにあけようと用意してきたが。
中身はご飯の上に、甘辛ダレを絡めて焼いた一口大の鶏肉が何個か乗っていて、ほかにサツマイモの煮つけ(小口切り)一切れと漬物。
味は濃い目で「おかずはすべてレトルト」だけど、空腹の野遊は半分ほどありがたくいただいた。

稜線に出ると登山者数が増えて往来している。やはり北アの後立だ。
さあ、まずはあの、白い肌のシャイな白馬鑓ヶ岳を目指せ!