焼石岳 8 リーダーに任せよう

山じい、今度こそ登れるかな焼石岳。あの頂上は下から見るとなだらかで、雪が丸くついていて、とてもきれいですね。北アの双六岳の兄弟みたいなお顔をしてますね。

焼石岳って、最初に行った日が雨っぽかったので水の印象が多いです。池塘か沼か池か湖か、点在していてみずみずしい感じでした。岩の道もあるようで、尾根筋はどんな景色が広がるでしょうか。

野遊はね、毎日天気予報を見ています。週間天気予報では、東北は晴れる確率が高いです。今度は晴れてほしいな!

多分前回と同様、中沼登山口から、初日(土曜)は銀明水小屋泊まりかと思います。そして次の日(日曜)はリーダーとお別れして、野遊たちは焼石岳に登り、上で稜線をあちこち散策して、また銀明水小屋に戻って泊り、その次の日(月曜)に、下山して帰京しようと思っていました。

ところが何度かリーダーと電話などでやり取りしているうちに、リーダーが、月曜も野遊たちに付き合ってくれるということがわかりました。リーダーは平日の月曜を、仕事の休暇を取って提供してくれるそうです。

ほんとうか、ほんとうならとてもうれしい!でもそのまま甘受していいものか。彼女が行くついでに同行させてもらうのではなく、休暇を取ってまで体を開けてくれるなら、正式にガイドとしてオーダーすべきことだと思います。でも、それをどうやってリーダーに伺いを立てていいのかわかりません。

野遊はちーちゃんとも相談して、あれこれ考えましたが、実際このリーダーと電話で話していると、このリーダー、あまりにも自然体で、野遊がこんなことを考えている卑小さがバカバカしくなってくるのです。

野遊は写真家さんも来てほしいと思ったので、写真家さんへのメールでそう書きました。写真家さんは時々焼石情報を送信してきますが参加不参加は不明です。ちーちゃんには、リーダーとわたしたちの3人山行だと思うと伝えておきました。荷を持てないわたしたちは、リーダーにたくさん持たすこととなるのか…野遊は結構悩みました。

で、最終的には、ろくに知らない野遊があれこれ口出しせず、焼石岳を住処のように親しんでいるリーダーの胸三寸にゆだねよう。あとは現地で考えよう!と思うことにしました。

ではでは行ってきま〜す!