流氷旅行 1 左膝異変

ryo-rya2016-02-20

昨年(2015年11月)、屋久島に行き、下旬に妙義山の石門コースをハイキングして、忘年山行はどうしようかなと思っていたころ、野遊は膝が痛くなっておやすみ状態に入った。

2年くらい前、歩いていると足首がモヤッとして、どうも腑に落ちないので整形外科に行ったこともあったが、さらに腑に落ちなくて3件も行ってしまった。レントゲンでは異常なしだったので、それ以上は、どの医師からも手掛かりになる情報が得られなかった。

友がいろいろ体験談など話してくれたり。具体的には、鉄分を摂取したらいいかもよとアドヴァイスしてくれる優しい友もいた。すぐに小粒の赤い錠剤「ファイチ」を飲んだが。

足首の腱鞘炎みたいなものですという医師がいたが、で、どうすればいいかは不明。まああまり動かさないようにとテーピングされたが全然解決にはつながらなかった。

そのころから整体に通うようになった。足首と、いつ触れても重く凝りだしたふくらはぎをマッサージしてもらった。これはなんでだろうと思うのだが、整体師もいろいろ言ってくれるのだけど結局不明だった。

自分ではそのときできる行動はしたが、答えが得られなくて気にしつつもそれ以上の処置をせずに過ごしてきた。あのころもっと危機感があったら、少しは違っていたかも。しかしあんなに通ったのに、何のための医者だろ。

昨年12月、日に日に、あれよあれよという間に左の膝が痛くなり、忘年山行どころではない。先週妙義山を歩いたこの足で、家の階段も三点確保状態になった。自分のことながら信じられず、悪夢でも見ているのかと思った。

それでびぃびぃ泣いていてもしょうがないので、整形外科にまた行って腰から下のレントゲンを撮ってもらった。自分から「撮って」というと高いとかで、何万円もかかってしまい、そんなに用意していかなかったので、帰りに金額を聞いて支払えずに恥ずかしい思いをした。全く不用心なんだから野遊は。

でもその整形外科は昔、野遊の右手首の腱鞘炎の手術をしてくれたI医師だったので、マケてくれて、というわけにはさすがにいかないが「次でいいですよ」と言ってくれた。

レントゲンの結果は「どこも異常なし」。
と、このときもまだ本気にしていなかった。まさか野遊が足に疾患を抱えるなどと、これは一時の症状なんじゃないかと、心のどこかで思っていた。