2017.秋のヒマラヤトレッキング 1 ゴーキョ、そしてジリへ
今回はKTMから国内線でLukula2840(ルクラ)
〜Gokyo4790(ゴーキョ)〜Bhandar2190(バンダー)
バスで〜Jiri1995(ジリ)〜KTM
全部で30日の旅。トレッキング23日。
ジリ街道を歩きたかった。
ネリ、デウサからルクラへの道、ルクラからパルプ、サルエリへの道はシュレスと歩いた。
これはジリ街道よりもっと稀有なるトレッキングコースで、なかなかすてきな体験となったが、歩いてルクラへ、という代表的なジリ街道は未踏だったので、気になっていた。
そしてこの道は昔、1950年代ころ、エヴェレストが世界最高峰だと判明してから、多くの研究家や登山家たちが行き来した由緒ある歴史街道なのだ。
加藤保男さんは23歳の若さでこの道を、自分の荷を背負って歩いた。共同装備は預けてあっただろうけど、ここを歩くには個人装備は欠かせないので、無造作に20キロは背負って歩いたのではないだろうか。
今回は野遊、その道をなぞる。
カトマンドゥからバスでジリまで行って歩くのが体の上でも理想なのだが、有視界飛行の国内線が飛ばない日も多く、行きに日数を使用してしまうとあとがなくなるので、まずは高所(今回はGokyo4790)を目指し、そのあとに融通を利かせることができるような計画書を作成した。
*かわいいココちゃんは、あんなにやせ細っていたのに、針金のような足も少し太くなって、食欲もあり元気になったので、無事娘夫婦にお返ししました。菌に侵された前足は不自由なままですが、掃除機に飛びついてじゃれるほどになったそうです。それではかわいいココちゃん、行ってきます。