秋のヒマラヤトレッキング 13 Rs(ルピー)換金

10月10日(火)晴れ

タメル街を抜け、広い通りの大きな銀行まで歩き、換金。
野遊は前回の残金もあるので10万円分。手数料含めて9万Rsくらい。
500Rs紙幣ばかりで、数えるのも根気がいる。ボロボロだし。

チーチャは最初なので15万円くらい。宿泊食費などの生活費、国内交通費、ポーター料、お土産代。(30日で結局余った)

それから30分ほど歩いて観光局に行き、トレッキングの申請をして料金を支払う。
これは最初はツアーのガイドが手続きを済ませていて、何も知らなかったが、2度目はシュレスとその従弟のサロジの3人で、相当な無駄を重ねたものだった。12時になると1時間、窓口は閉じて待たされたり。
シュレスも知らなくて、写真をその場で無料で撮ってもらえるのに、街に出て行って写真屋さんで時間をかけて撮影したり。野遊は顔写真を何枚か持って行ったのだけど、運悪く、もう1枚、要求された。そこでロスタイム2時間以上。という具合だった。

トレッキングルートを記入するのに時間がかかった。そのルートが料金につながる。

以前は、こんな手続きはなく、国立公園入園料がトレッキング料金だったそうだが、観光産業頼りのネパールが、それに加えて作り出したトレッキング料金(TIMS)なのだ。

このたびは下準備を日本で済ませてきたので、野遊たちはスムーズに観光局をまるでただ通過するだけみたいに終わらせることができた。チーチャは「こんなに簡単なのか」と思ったことだろう。

それでまたいっぱい歩いてゲストハウスに戻った。道はまたしてもわかりにくく、グルグル迷ったりしたけれど、まあ何とか帰れた。

チーチャは野遊が足に疾患を抱えていることを看破したので、やはり人目にも野遊は具合が悪いんだなあと思った。できるところまで頑張ってみるしかない。ムリしたら危険だし。

明日は国内線でルクラに行く。早朝のタクシーを予約して、早めに就寝。