2017 秋のヒマラヤトレッキング 9 ティケ
野遊は街角で額にティケを塗る。
歩いて行くとダサインだからか、おじいさんが二人、にぎやかに話しかけてきて、お祝いだよと言って、我々の額にティケを塗った。野遊はもう塗ってあるので要らないのだが、その上に無断で塗られた。おじいさんは興味なさそうにしているチーチャの額にも塗った。まあいいか、郷に入れば郷に従えだ…
歩き出そうすると、おじいさんは掌を差し出して「チップをくれ」と言う。あ、やられた・・・うっかりした。押し問答するのが嫌で野遊は手元にあった50Rsを渡すと、100Rsくれと言う。100Rs渡して去ろうとすると、おじいさんたちは立ちはだかるように遮り、2人分だからもう100Rsくれと言い張った。
結局まんまと200Rs支払わされて、飛行機の中で野遊が「こういうことがいっぱいあるから気をつけようね」と言っていたことを、そのままお手本のように見せてしまい、チーチャは「何この人」って、あきれたことだろう。
***写真はティケを額に。(左が前回トレックのシュレス)