秋のヒマラヤトレッキング 44 Taksindu2960タキシンドゥにて

やっと着いた。野遊、弱くなってるなあ!
見覚えのある丘の上。ここがタキシンドゥ。
広いのか狭いのか面積感覚がなくなっているけど、ぐるりと見渡せる程度の丸い頂上広場。
水用か、ドラム缶がいっぱい端に寄せられ、ゾッキョやカッチャールが人間をはるかに越える頭数でゴチャゴチャ休んでいる。
物置か廃墟か不明の小屋めいた建物がいくつかあるが、ロッジは1件。
ここの広い食堂でランチタイムとなった。下にもいくつかロッジめいた建物があるけれどここが代表格のようだ。

何を食べてもおいしくないのでうんざりだが何か食べねば。早くできるものと言えばダルバートかララヌードルになり、チョーメンやパスタなども注文できるけれど、時間も計れず、どんな味になって出てくるか不明なので用心深くやめた。

食事中に、窓の外がにぎやかになったので見ると、お祭りがやってきていた。民族衣装みたいなので身をまとった男女が、楽器を奏でたり歌ったり踊ったりしている。笛だったかな楽器は。CDプレイヤーなんかも使っていたかもしれない。

野遊はあまり注目しないでぼんやりと見ただけ。でも彼らはとんがり帽子かぶってにぎやかにしていた。まだ11月にはならず、ダサインとティハールのお祭りの間なのだけど。

これは踊って見せてルピーやドルをくださいというものらしい。野遊も例によって渡したと思うけれど、額を忘れた。

この後、下り道で再び彼らに出会うのだ。