マナスルBC ヘリトレッキング 30 カズに会う

カトマンズに戻って、しばらく予備日などを使ってのんびり過ごすことになった。その日を利用して、フジホテルの支配人のパラデップやドルガと語ったり、懐かしい友人に会いに行ったりした。ロータスレストランのカズにも会いに行った。カズは白い髭を垂らした日本人のおじいさん。カトマンズを訪れるたびにカズに会うのが楽しみだった。日本の甘いお菓子やおせんべい、海苔と梅干をお土産に持っていった。カズ、今回も元気そうで嬉しかったが、痩せているのが気にかかる。

トレッキング隊のメンバーの巫女さまが、カズに会いに行くとき付き合って下された。というかお土産を一緒に買いに行ったのだったが。道に迷わないように、曲がり角を3回まで曲がったらそれ以上は行かない。と言い合って歩いた。もう一人のメンバーのムッチちゃまは、この日、お友達に会いに行くとのことでお出かけしていた。

近藤隊長は、今回は隊長、もとい体調を崩してしまってトレッキングに参加しなかったので、野遊は山での彼を知らない。今回は観光隊長だけとなったが、まるで観光隊長専門のような感じだった。美味しいレストランもよく知っていて、遊ぶのも飲むのもお付き合いというよりも堂に入っていた。トレッキング隊の宮さまはアルコール漬けのような男性で、ランチでもビールや何たらいうお酒類を平気で飲んで楽しんでいたが、隊長とは酒息が合っているというか、そのように見えたが、今思うに隊長がみんなをそれぞれ楽しませようとしてくれていたのかもしれない。

(写真はサマ村のロッジでの食事。ちゃんとトンカツだった)