鎌倉駅前の交差点物語(21)シンポジウム1

前回のこの欄にて、小西正継について書く、と言っているのに、その前に、もう少し、この件について書いていくべきだと感じたので<(_ _)>、番外編のような気持ながら、ここに書き足します。
バリアフリー研究会シンポジウムについてです。

まず野遊(わたし)は、この日、よんどころなきことが生じてしまい、13時の開場時間に遅れてしまった。多分最後の参加者だったのではと思うが、野遊が40番目の参加者だった。スタッフなど入れて、50人くらいのシンポジウムだったと思う。

今までは参加費300円だったかな、を支払うことになっていたが、今回は無料だった。その代わり300円相当のお菓子(鎌倉鳩サブレとお茶、とか)はなかった。
これは、このシンポジウムの内容が充実してきたということになるのだろうと思った。お祭りムードから、中身の意義に成長しているのだと思う。

場所は鎌倉市役所の会議室。

この世話役、というか、千一を、神奈川大学時代から陰になり日向になり支えている佐伯さんという、ぬいぐるみみたいな風貌の男性が、シンポジウムの数日前に、「参加者に鎌倉一般市民を呼びかけてください」と言ってきたので、野遊は、しょうがないなぁ〜そんなに宣伝が貧困なのぉと例によって苦笑したが、佐伯さんの言うことには協力したい野遊なので、ではちょっとだけ、くらいだけど、この交差点を渡りにくいと言ってきたご婦人に、お誘いをかけてみた。

彼女は手足の右側が不自由なので、出かけてくるのは大変だろうなと思ったけど、なんと、快い返事をいただいた。渡りやすくなった交差点に、彼女なりの感謝の気持の表れだろうと思う。嬉しいじゃありませんか。

さて、開場は結構熱い雰囲気で、基調講演が始まっていた。

以下、本名を掲載しますが、それは情報神経質な今の世の中ながら、問題なしと野遊が判断した次第です。チラシにも掲載されている名前たちですし。現に千一、佐伯さんの名前をあげてしまっていますし。ただ、苗字だけにしておくということで多少の配慮のつもり<(_ _)>