ミヤマキリシマ山行(13)大船山 ダイセンザン に立つ

大船山の頂上に立った。素敵な音感の山だ。これが「おおふなやま」だったら、もっとなまぬるい感じを受けるかもしれないが、ダイセンザンだぞ。

1週間前の週末が、九重連山の山開きの日だったそうで、Sはひとりで参加したとのこと。ここ8年連続で参加しているそうだ。
「あのぉ、ってことは先週もここに来たんですね^_^;)」
「そうですけど、1週間でミヤマキリシマが一気に咲きましたよ、先週はポチポチだったですよ」
犬が花になったらしい。

今年の山開きの記念ペナントを、Sからプレゼントされた。それは白と青と黄色の可愛い旗だった。寅年なので黄色のお日様も虎、虎の親子がリュックを背負ってニコニコしている。

「第58回くじゅう山開き」と書かれてあった。で、「くじゅう観光連盟九重町」となっている。町は九重で、観光課はくじゅう、主峰は久住か・・・この命名法の由来を思い、またしてもちょっとクラァ〜とするが。まっ、いいか。

先週の山開きでは、この頂上に大勢の人が乗って、中央に神主さんが立ち、儀式を行ったそうで、人がいっぱいで、もう乗り切れない状態だったとか。儀式のあとは、一本道を全員が一列で下るので、待ち時間がすごくかかったとか。

そしてこの山開きは、1年交代で主峰の久住山大船山にて行われるそうで、来年は久住山になる。久住山の頂上は大船山より広いそうで、もっとゆとりを持って人が乗れるそうだ。

頂上に風がもろに吹きつけ、立ち止まっていると寒くなってくるので降りることにする。北大船山へ!