恩師村田邦夫先生 4 はるかなる連弾「横浜学院卒業生に救われる」

横浜学院卒業生は、野遊の後の高校生になるので、村田先生は湘南学園中学主事の後に転任されたから野遊よりずっと年下だ。

彼女の高校時代の思い出は、村田先生が授業で、どんなことを教えてくださったかが書かれてあった。漢文も習ったそうでうらやましい。短歌も添削していただいたそうでうらやましいなぁ〜。

そして意外や学園生たちのハチよりも、彼女がたの前での村田先生は、もっと身近な感じだったようだ。それに「こわくなかった」って・・・・・・・・・・あれ???そんなハチ、知らないわ。

彼女は、村田先生が大好きで、時々休み時間などに屋上で休まれる先生を、友達と覗きに行ったりしたとか。なんてかわいいのだろう。生き生きとした高校生活が、手紙の中で輝いていた。

もしかしたら村田先生の横浜学院時代は楽しいものだったのではないだろうか、と、今までに思いもしなかった考えが浮かんだ。それは新しい思いだった。もしそうだとしたら、野遊はどんなに救われることか。