裏剱(3)山用のダウンで準備完了

明日からの北ア方面の天気予報はまずまずだ。
立山は紅葉の真っ盛りと、ニュースでも報道されている。

装備はずいぶん以前から何度も点検して抜かりなし。
営業小屋泊まりなので、寝具もコンロもコッヘルも食料もいらない。雨具防寒具衣類、ライト地図磁石、アイゼン、水、行動食などが必要最低限の持ち物となる。

野遊は山での「実力」の低い者だと自覚しているので、荷物は軽くコンパクトにすることに執心する。かっちり詰めて水は1リットル以上、締めて7キロを超さない。

ここのところ毎年、ソロで行く朝日連峰では、山中3泊の
無人小屋縦走で9キロを超すまいと努力したもので、
3年ぶりの北アルプスだが、便利だと改めて実感。
セーターにジャンパー、温かい下着などを用意していたが、数日前にゴスケ(夫)が、野遊が新宿までの切符を買いに、藤沢駅に行くときついてきて、好日山荘でダウンを買ってくれた。あのときは本当にうれしかった!

リーズナブルな、腰あたりまである男性用にした。
女性用は上着なのにきっちりしすぎているから。ゴスケにも「貸してあげるからね」と言った野遊だが、きっと貸さないだろう(^_^;)。これで、かさばりと重量がさらに減った。

このダウンは来年、野遊が予定しているエベレスト街道の
まいたびトレッキングツアーに使用できる。二重にうれしい。

夕食は家で済ませ、ニャ〜ンと鳴いてすり寄ってくるルネに「いい子でいてね」とささやいて、20時に藤沢駅から新宿に向かった。
おにぎりを二つ購入する。明日の朝食と昼食分だ。
バナナを1本持っている。朝、食べやすいから。