北アのゲートキーパー焼岳 1 上高地に行こう!
カウントできないほど行った上高地。
なのにまた行くことに…?
それには嬉しいいきさつが。
ゴスケが「松本城に行ってみたい」と言いだしたのがきっかけ(半年前)。
野遊は2度見学したことがあるので、特に行こうとは思っていなかったが、松本に行くのなら上高地はセットみたいなものという感覚があり、ではではと乗ったのだが・・・
ゴスケは勤人で、野遊との夏休みは、後立から祖母谷に降りて黒部を満喫し、ほかにはお盆の里帰りとかで、そう長い休日があるわけではない。それで松本城行は果たされないままに9月になってしまった。
野遊はどこかに属した勤人の立場ではなくフリー。週何回かのストレッチ講習会のほかは、ランダムにオーダーの入る業務であり、予定があれば、その時点で受けなければいいので、どなたかに代行を依頼したりなどの迷惑をかけずに登山計画を立てることができる。
(と言ってもずっとこんないい身分だったわけではもちろんないですよ、つい以前までは劇団てんびん座の業務を抱えていたので自由時間はToo thin!!! だった。今はその揺り返しのように天から与えられた自由時間と思っています)
9月の連休は2回ある。
先の14(土)15(日)16(月)の連休は、その前半部分を十勝岳行に当ててしまったので、次に21(土)22(日)23(月)の連休で行こう。ということになった。野遊は連続2週なのでまことに贅沢なのだが、ゴスケはここら辺しか休みのまとめてとれる日がなかったので合わせた。
ゴスケは3日とも登山に使用するのは疲れるから、前日は帰宅していたいとか主張し、野遊はゴスケの希望に沿って一生懸命計画を立てた。だって連休のギリギリに計画するのはとても大変なことなのよ。ゴスケはギリギリでないと「うん」とか「では」とか言わないから。ちょっと面倒そうだと消極的になるし。