ネコたち日誌(12) 8月10日(月)第11日目 

「おもろネコら」

しんとしていて、みんなどこにいるのかな。「梅太〜」と呼ぶと梅太が来る。階段をのしのしと上ってくる。のろい。「ジロスケ〜」と呼ぶとジロスケがやってくる。二階の部屋にいたらしく、横から出てくる。「奈々子〜」と呼ぼうと思ってみると、いつの間にか奈々子が足元に来ている。「ルネ〜」と呼んでもルネは来ない。ずっと野遊の部屋にいて、遠くから見ている。

どの子も、野遊にかまわれたくても抱かれるのは嫌がる。最初はおとなしいけどやがて降ろせとむずがる。ジロスケなんかすぐに怒る。窓辺に乗せて手を出すと、「やめろ」と前足を出して引っ掻こうとするので、最初はジロは本気に怖がっていたので手が出せなかったが今は遠慮せずに手を出していると、引っ掻くけどフンニャリしていて気持いい。ほとんどネコパンチ的。それでも手を出したままでいると、噛む。ソリソリしていて気持いい。もっとやって〜と手を出していると、前足で押さえてカミカミしている。ほへへ・・・

今、奈々子は野遊の部屋のタンスの上に寝そべっている。ルネがそこにいたのに気づかずに跳び乗った。ルネはふと身がまえた。野遊はルネを両手を伸ばして降ろしてしまった。そしてルネがそこに上れないように、階段役の箱を外した。(降りるときは一気に降りられるが、上に跳びあがるには1段階必要なのだ)。

そしたらルネは、少し離れた本棚の上に跳び乗った。見合ってる。そのうち奈々子が横向きになって寝た。ピンクの足の裏がタンスからはみ出している。いじってしまえ!ちょっとだけ(*^_^*)

そしたらジロスケが来て野遊の部屋の戸を開けろと鳴いた。自分で開けられるのに。いらっしゃいませいらっしゃいませどうぞどうぞと入れてあげると、嫌そうに入ってきた。はいはい、もう君のスタイル、わかったから。どうせそのうち、「へへぇ〜ン」って出ていくのだろう。で、なんでそれなのに入ってくるのかね?

ジロは野遊のベッドに乗る。毛が飛ぶので、ルネも乗せない野遊のベッドに。相当ベッドに乗り慣れている。あんまりかまったらついに出たネコパンチに爪が。