2017 秋のヒマラヤトレッキング 23 パクティンに到着

トレッキング初日はパクティンPhakding2610 まで。
ロッジ街を通り抜け、長い橋を渡って道が平べったくなったパクティン村のロッジに投宿するつもりだったがサントスは、そのかなり手前のロッジに入っていく。
サントスは自分がロッジを誘導したいようだ。それはロッジのマスターに向けて、シェルパがトレッカーをここに誘導したという形をとりたいからだ。それがシェルパの役なのだ。だからシェルパはガイドもポーターも、宿泊費も食費も無料なのだ。

野遊にも思惑があったのだが、サントスの選んだロッジは見たところまあ別に問題なしだったので、合わせることにした。

サントスは宿泊費についてはマスターに打診しない。そういう場合は、朝出発する際、マスターの言い値になる。それは300Rsから上。野遊はマスターに1泊200Rsで交渉した。チーチャと「one by one」(一人一部屋)。これでokを取った。

もし混雑していたなら二人一部屋でも構わないつもりでいたが、幸い空いていた。

夕食は18時過ぎに予約して、まだ3時間あるので、めいめい部屋に引きあげ、休むことにした。チーチャにはゆっくりしてほしかったけれど、お昼寝は厳禁だと伝えた。もし時間が余って眠かったら、広間(食堂)でお茶を飲みませんかと言ったが、チーチャはストレッチをして過ごすと言った。具合悪いのが治りますように…