2017 秋のヒマラヤトレッキング 34 ゴーキョピークにて

ryo-rya2018-02-20

ピークにたどり着くのとほとんど交代に、チーチャが降りてきた。
え、もう戻るの?どうだった?と聞くと、写真で見たのと同じだったとチーチャは言った。てことは多分あまり感動してないんだなと感じた。やっぱり具合がよくないと、心も豊かになれないのだろうか。

サントスは、野遊と共にサミットに残った。チーチャに水やキャンディを持たせて別れた。

野遊はそれから1時間ほどサミットで遊んだ。絶景に身を置いて、このような喜びは一生にいかほどもないのだ。

宇宙色の空、柔らかな風、ゆるゆるとはためくタルチョ(旗)、正位置のエヴェスト、怪峰ギャチュンカン、女王チョオユー、紳士のように控えているヌプツェ、危ういタウ
ツェ、チョラツェ、毅然と聳えるフェリラプチェ、遠くにマカルー、アマダブラム・・・

足下には銀緑色の鏡のようなゴジュンバ氷河がぬらぬらとうねり、そのまま8000mの高峰につながっている!