秋のヒマラヤトレッキング54 カトマンドゥ「マドゥバンゲストハウス」

サントスは実はバンダーBhandarで別れる予定だったのだが、やっぱりカトマンドゥに行ってから実家のネリNeliに帰ると言い出して同行した。
バスが街に入ると、バスのスタッフに「(私達が泊まる予定の)タメルThamelまで行ってくれる?」と聞いた。え、何言ってるのと思ったが、スタッフはすかさず「NO」と言っていた。

サントスはあまりよく知らないようだ。首都に出てくるのも珍しいのだろう。どこに宿泊するつもりかな?もしかして今までのように、お伴として特別料金でゲストハウスに宿泊できると思っているのかな?

真っ暗な終点の道路端で荷物を下ろし、タクシーを探し、600Rsでタメルに行ってもらった。運転手はメーターを落としている。メーター通りにいけば200Rsくらいの距離なのだ。もうその交渉はすっかり疲れていて、野遊は600で打ち切った。運転手は野遊がもっとほにゃらかしていたら、800でも1000でも吹っ掛けてきただろうけど。

荷物を預けてあるマドゥバンゲストハウスに着くと、あいにく今日は団体客が入っているとかで、部屋がなかった。いろいろお世話してくれたラックスマンが、その通り沿いのゲストハウスを紹介してくれて、夜道を、そちらに移動した。すぐ着いた。見た目、マドゥバンより立派なホテルで、宿泊代は少し高かった。