ヒマラヤポカラトレッキング13「ポカラへ」

4月22日、マドウバンGHを7時に出発した。シュレスはたいてい遅れてくるので、今回遅れてきても、野遊は一人でバスターミナルに向かうつもりだった。

ところがシュレスは時間にちゃんと来てくれた。朝食も済ませたという。かすかにガーリックのにおいがした。シュレスはあまり臭わないほうだけど、今朝、レディナがスタミナつけて送り出してくれたのだなあと思った。

ポカラへのバスは現地民のローカルバスと、ツーリストバスがあり、飛行機より快適と言われるツーリスト観光バスを予約したのだが、案の定、もう全然快適どころが、人の座ったままの形にすっぽりへこんだバスシートが、腰を下ろしたとたんに疲れた。

シュレスは通路側に座ったが、野遊よりもバス酔いするから時々交代することに。

車内で朝食が配られた。スコーンのような感じのパンにジュースだったか。

バスは満席で出発し、途中まではルンビニへの懐かしい道を2時間ほど走り、そこから北に分かれてさらに5時間ほど走る。

ランチタイムもあって、提携でもしているらしい店に連れて行かれ、そこでダルバート的なものが出た。

すっかり疲れたけれど乗車7時間の辛抱だったので、それもジリからカトマンズカトマンズからカルモなどのような9時間以上のものと比べれば今回は楽だった。

そうしてやっとポカラに着いた。初めての地だ。