ヒマラヤポカラトレッキング17「出発、ヒェンザへ」

 4/24(水)Pokhla...GHからTaxi 30… Hyangjaヒェンザ下車。Trek start

 

朝7時過ぎ、昨日打ち合わせたタクシーが来る。小荷物を空GHに預け、シュレスと共に乗る。

出発するとき、山岸さんが、アイゼンを手渡してくれた。それはずいぶんぼろいアイゼンだった。野遊はこの時、ふと、自分はアンナプルナBCまで行くのかもしれないと思った。

タックル続きで気を落としていた野遊だったが、アイゼンを見ているうちに、今からやり直せる気がわいてきた。

タクシーは30分ほど行ったところで止まり、ここがヒェンザバス停。

けれど果たしてここがそのヒェンザであるかどうか、運転手さんもシュレスもわからない。20分ほど確認に時間を使った。このまま置いていかれてバス停が違ったら、あんなに歩こうと計画していた山道を省いて、車道や階段でダンプスに最短距離で行くことになってしまうので、用心した!間違えば野遊のせいだし、だから彼らの言うことなんか信じなかった。で、狭い登山口を見つけ、ついにここでいいんだ!ということになった。

荷を下ろし、運転手さんに1000Rs要求された。昨日あれほど800Rsちょうどで!と、山岸さんの前で言ってたのに、もう忘れ顔。

こういうことをいちいち気にかけるのが嫌になって、もういいや、どうせ物価も違い、たいしたことではないしと思ってしまうと、ずるずるとどこまでも放出していく羽目になり、それも自分は目をつむれても、ほかの観光客たちに迷惑がかかるので、金銭はしっかり交渉し、やたらと妥協してはいけないと、最初のツアー以来教わってきているのだが、相手は本腰で粘ってくるので、こちらも中途端に押し返すばかりで結局は負けている。

さて気を引き締め、靴紐も締め、小さな登山始め口から登りだそう。

ここからが今回のトレッキングだラリホ~♪

嬉しいから先頭を歩いた。自分勝手に歩調を決めた。気候はちょうど心地よく風もかすかにあり、樹の間越しに青空が見えるルンルン♫