マナスルBC ヘリトレッキング 15 高度順応トレッキング

近藤隊長の代行に、サブリーダーのゆうさんという人が、私たちベースキャンプトレッキング隊のリーダーになった。もう一人、シェルパがついた。野遊はゆうさんという人の紹介もされていないし知らない人なので、でも言うがままにするしかないので、皆さんが呼ぶ「ゆうさん」呼びで、朝、トレッキングが始まった。

近所の山に登った。関門めいたのをくぐり、マニ車とかあったので右手で回し、水が流れているところを歩いて行ったり渡ったりして、高度が上がっていった。

その景色のなんと美しいことといったら!広い広い自然の空間に迷い込んで行くようだ。湖が眼下に広がり、その上にマナスルへの道が続く。モレーンが白く輝いていた。

先頭を行くゆうさん。野遊はその次。隊員が続き、殿はシェルパ(名前知らない)(何しろ紹介のない隊だ…)

ゆうさんの後をついていく野遊、なんだろう胸がドキドキしっぱなしで、とても息が苦しい。ゆうさんが呼吸指導。

それは今後の自分のために、詳しく書き記しておきたいので、NO.16に続く。