マナスルBC ヘリトレッキング 18 久々団体行動 

人数で歩くとき、遅れるってとても気になってしまう。皆さんに迷惑かけてはいけないと思ってしまう。これは団体特有のものかな。

あんまりツアー体験はないけれど、夫が親族会の折「この人、1人で山に登るんです。ひとりはダメだと言ってやって!」と、突然言ったので、親族らからその後長~く「ひとりはダメ!」と言われ続けたことがあり(これ、どこかに書いたなあ!)、以来ツアーに参加することを覚えたのだ。で、時々ツアーを取り混ぜるので、夫が何も言わなくなった。

てことで過去に利用したツアーは国内では「まいたび」が好きで、日帰りバスハイクなんかも結構楽しんだ。駅から駅で何とまあ楽だった。姉を誘って参加したこともある。

長いのは裏剱を1週間歩いた(室堂~真砂~阿曽原~水平道~扇)。ヒマラヤトレックは野遊が劇団てんびん座をたたんで、人生に時間が持てるようになってからで、最初は何もわからないので西遊旅行のツアーに参加した(ルクラ~ナムチェ~ゴーキョ.リ)。

昔の山岳部でも、野遊は女性ではトップにいたし(^^、

ツアー団体でも一軍的に歩けて、中には遅れたり撤退する仲間も出たりしたことがあるが、そういう仲間を気遣って歩きこそすれ、そういう仲間の一人になったことはない。ので、その気持ちわからなかったかと言えばむしろ逆で、なんだかすごくわかる気がして心中、いつ自分がそうなるかと恐れていたことを思い出す。

だからトレッキングは、間をおかずに1年、または半年に1回は行なうようにして山を楽しんでいた。

コロナのせいにしていけないんだけどなんて思わない。コロナのせいだよ。4年間も「おうちで過ごそう」生活を続けて。その間にすっかり老齢の域に達し(なんと!70代)。仕事の合間にジム通いはできるだけ続けはしたけど、下がる体力に追いつけん。

こんな野遊でも楽しめる種類のトレッキングに切り替えねば…

と思いながらもマナスルトレッキングに参加してしまった。エヴェレスト街道とは違って、ひとりでは不安なマナスルウェイ。野遊でも参加できるかな、聞いてみようと聞いたら参加できてしまった。

そしてトレッキングでこんなにお世話になってしまった。

サマでの初日トレックは3900m、2日目は4300mくらいまで標高をあげて歩いた。ゆうさんは4500mまで行きたかったようだが、野遊が遅かったから加減したのだと思う。