鎌倉駅前の交差点物語(29)内容がてんこ盛り

終ってから、なんだか駆け足で過ごしたような気がした。

なんでこんなに時間がなくなってしまうのか。一つの話だけでも、もっとじっくり聴きたかった。時間が持てたら、聴者も混じって、いろいろな意見や感想が出たはずだ。

テーマも「てんこ盛り」だったと思う。

バリアフリー研究会で実際に活動しているメンバーは、千一、佐伯氏、小木ご夫妻、堀野氏、有山氏、司会をやった西氏、ビデオをまわしていた石井氏。この8人が本日のメンバーだ。これに毎年交代するが堀野氏の学徒が2名。

毎月1回おこなわれるバリアフリー研究会に出席するのは、以上の全員とは限らない。たいていはもっと少ない。その結果を年に1回のシンポジウムで発表している。本当にささやかな団体だ。

しかし1年間研究してきたことを発表するのだから、このメンバーの方々の話だけで、充分な内容が盛られるはずで、よそからどなたかをお呼びしなくてもいいのではないかと思った。

今回は鎌倉駅前の交差点の歩行時間が見直されたということで、シンポジウムの内容にもおおいに関係していたから、神奈川県警の方にお話していただくのはよかったが、基調講演でのトイレの話は、多すぎたのではないかと思う。

トイレの話は、日本トイレ協会の方が『トイレのユニバーサルデザイン〜トイレよもやまばなし〜』として40分くらいお話されたが、それだけでも、実際の2倍くらいかけても過ごせる内容だと思う。みんなでこのことについて話し合いのしがいもあり、一方的に話しました、時間が来たので終りましたではもったいない。

また、学徒の研究発表にしても、資料が配られ、同じものをスクリーンに映して一本調子で解説して終わり、ではもったいないと感じた。台本?に用意されてある台詞以外にも、生きた言葉があれば、さらに親身になって聴けただろう。しかしそんなことをやっている時間はなかった。

おもろしければ参加者は増えるはずだ。おもしろいはずなのに参加者が増えないのはなぜか。多くの市民に聴いてほしい。いい内容だからもったいないと繰り返し思う。

学者だけでなく、制作担当が必要かにゃ。(あ、ネコ語になっちゃった^_^;)
ということで、このバリアフリー研究会は発展途上だと思う。
言うだけではなく、野遊もできることは協力しようと思う。
皆様、来春のシンポジウムは、どうぞお運びくださいませ<(_ _)>