恩師村田邦夫先生 2 はるかなる連弾「出版後」

野遊が今、村田邦夫先生について再びここに記載するのは、あるきっかけがあったからだ。

野遊は、このブログでは紹介しないできたが、村田先生の追憶をたどった本を出している。なぜここにそれを発表しなかったかは、後述に送る。

それは『はるかなる連弾』〜恩師村田邦夫の旋律をたどって〜というタイトルの本で、開成出版社さんのお世話になった。先生が亡くなられた次の年、2008年秋のことだ。

それが本屋さん、出版社さんから長期間にわたってぼちぼち売れて、今は出版社さんの手元にはなくなり、野遊に直接申し込んでくる方がある。野遊の手元にも、あまりない状態だ。

今までは、村田先生の最初の職場、県立湘南高校の卒業生、先生の次の職場、私立湘南学園の卒業生、同じく湘南学園の教師がたからのオーダーだった。

村田先生は、学校を3回、変わられている。先生の最後の職場は、私立横浜学院女子高だったが、横浜学院の卒業生からのオーダーは、なかった。

それがこのたび、初めて横浜学院の卒業生からオーダーを受けたのだ。野遊にとっては大きな出来事だった。